AWSは2024年9月23日、Amazon EC2 X8gインスタンス、Amazon Redshift用のAmazon Q generative SQL、Swift用AWS SDKなど、多数の新サービスおよび機能強化を含む週刊レポートを発表しました。

特に注目すべきは、AWS Graviton4プロセッサを搭載し、AWS Graviton2ベースのAmazon EC2 X2gdインスタンスと比較して最大60%のパフォーマンス向上を実現するAmazon EC2 X8gインスタンスの一般提供開始です。このインスタンスは、従来のGraviton2ベースのX2gdインスタンスと比較して、最大3倍のvCPU(最大48xlarge)とメモリ(最大3TiB)を備えた、より大きなサイズを提供します。

また、Amazon Redshift用のAmazon Q generative SQLも注目に値します。これは、Amazon Redshiftのクエリ作成プロセスを高速化し、実用的なデータ分析に必要な時間を短縮するために、ユーザーの意図、クエリパターン、スキーママetadataを分析して、一般的なSQLクエリパターンを直接Amazon Redshift内で識別する、すぐに使えるWebベースのSQLエディタです。

さらに、Swift用AWS SDKの一般提供開始も朗報です。これは、Appleプラットフォーム、AWS Lambda、およびLinuxベースのSwift on ServerアプリケーションからAmazon Web Servicesにアクセスするための、最新のユーザーフレンドリーなネイティブSwiftインターフェースを提供します。今回の一般提供開始により、お客様は本番環境のワークロードにSwift用AWS SDKを使用できるようになりました。

これらのリリースは、AWSが顧客の進化するニーズをサポートし、アプリケーションの安全性、可用性、将来性に対する最適化を保証することに尽力していることを示しています。詳細については、AWSの公式ドキュメントやブログ記事をご確認ください。