AWSは、マルチクラウドの監視を簡素化するために、既存の運用および管理機能の強化を発表しました。この動きは、選択によるものであれ、合併や買収の結果によるものであれ、複数のクラウドプロバイダーのサービスを利用する顧客を支援することを目的としています。

AWSのアプローチは、マルチクラウドおよびハイブリッド環境で機能するように既存の機能を拡張することです。これにより、顧客はAWSリソースの管理で開発したのと同じツールとスキルを活用して、他のクラウドプロバイダーのリソースも管理できます。

この点で強化された主要なサービスには、以下のようなものがあります。

* **AWS DataSync:** ストレージサービス間のデータ転送サービス。新しいクラウドサービスプロバイダーのサポートが追加されました。

* **AWS Glue:** あらゆる規模のデータを検出、準備、統合するのに役立つデータ統合サービス。追加のクラウドサービスをサポートする新しいコネクタが用意されています。

* **Amazon Athena:** サードパーティのクラウドデータストアのサポートが追加された、クエリを実行してデータをその場で分析できるサーバーレス分析サービス。

* **Amazon Security Lake:** 他のクラウドプロバイダーからのセキュリティデータソースのサポートが追加された、組織全体のセキュリティ体制をより完全に把握するのに役立つサービス。

AWSは、AWSのみの環境であれ、マルチクラウドおよびハイブリッド環境であれ、顧客がアーキテクチャの選択に関係なく成功できるよう支援することを約束します。

AWSは、顧客がマルチクラウド機能を活用できるように、ブログ投稿、ビデオ、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境専用のソリューションページなど、豊富なリソースとドキュメントを提供しています。