AWSは、Amazon QuickSightを搭載したAWS Supply Chain Analyticsの一般提供開始を発表しました。この新機能により、AWS Supply Chainのデータを使用してカスタムレポートダッシュボードを構築できます。ビジネスアナリストやサプライチェーンマネージャーは、カスタム分析を実行し、データを視覚化し、サプライチェーン管理業務のための実際のアクションにつながる分析情報を得ることができます。AWS Supply Chain Analyticsは、AWS Supply Chainデータレイクを活用し、Amazon QuickSightの組み込みオーサリングツールをAWS Supply Chainユーザーインターフェースに直接提供します。この統合により、運用分析のためのカスタム分析情報、メトリクス、主要業績評価指標(KPI)を作成するための統一された設定可能なエクスペリエンスが提供されます。さらに、AWS Supply Chain Analyticsは、そのまま使用または必要に応じて変更できる事前構築済みのダッシュボードを提供します。開始時には、次の事前構築済みのダッシュボードが用意されています。計画対計画の差異と季節性分析。AWS Supply Chain Analyticsを有効にするには、[設定]に移動し、[組織]を選択して、[分析]を選択します。ここで、分析のためのデータアクセスを有効にすることができます。その後、既存のロールを編集するか、分析アクセス権を持つ新しいロールを作成できます。この機能が有効になると、AWS Supply Chainにログインしたときに、[分析への接続]カードまたは左側のナビゲーションメニューの[分析]を選択することで、AWS Supply Chain Analytics機能にアクセスできます。ここでは、組み込みのAmazon QuickSightインターフェースを使用できます。開始するには、[事前構築済みのダッシュボード]に移動します。次に、[サプライチェーン機能]ドロップダウンリストで必要な事前構築済みのダッシュボードを選択します。AWS Supply Chain Analyticsは、すべてのデータセット、分析、さらにはダッシュボードも準備します。[追加]を選択して開始します。次に、ダッシュボードページに移動すると、結果が表示されます。このダッシュボードをチームと共有することもでき、共同作業の側面が向上します。カスタムダッシュボードを作成するために他のデータセットを含める必要がある場合は、[データセット]に移動し、[新しいデータセット]を選択します。ここでは、使用する既存のデータセットとしてAWS Supply Chainデータレイクがあります。次に、[データセットの作成]を選択する必要があります。その後、分析に含める必要のあるテーブルを選択できます。[データ]セクションには、使用可能なすべてのフィールドが表示されます。asc_で始まるすべてのデータセットは、需要計画、分析情報、供給計画などのデータなど、AWS Supply Chainによって生成されます。AWS Supply Chainに取り込んだすべてのデータセットを見つけることもできます。ここで注意すべき点の1つは、AWS Supply Chain Data Lakeにデータを取り込んでいない場合は、AWS Supply Chain Analyticsを使用する前にデータを取り込む必要があることです。この段階で、分析を開始できます。AWS Supply Chain Analyticsは、AWS Supply Chainが提供されているすべてのリージョンで一般提供されています。
AWS Supply Chain AnalyticsとAmazon QuickSightでサプライチェーンの分析情報を解き放つ
AWS